四国の日本酒、おすすめを紹介します

全国各地で造られている日本酒は、産地によって様々な特徴があります。 四国には、どんな日本酒があるのでしょうか。 四国がふるさとの方も、旅行で四国に行く機会がある方も、四国ならではの日本酒をのんでみませんか。

目次

四国の日本酒の特徴とは

四国の日本酒といっても、香川、愛媛、徳島、高知とそれぞれの特徴があります。
米処である新潟などが日本酒で有名ですが、今では全国各地で様々な日本酒が造られています。
四国でも、若い造り手たちがどんどん登場し、四国ならではの個性的な日本酒を造っています。
全国に通用する四国の日本酒、それぞれの県の特徴を紹介します。
香川には、やわらかい水質を生かしてつくる岡山の日本酒と似た、甘口の日本酒が多いです。
蔵の数は7軒と少なめですが、有名な銘酒が多いのが特徴です。
愛媛は四国の中で一番蔵の数が多く、約50軒あります。
愛媛の日本酒は、やわらかく甘いのが特徴です。
広島や大分の日本酒と似ています。
それぞれの蔵が個性豊かな日本酒を提案しています。
徳島の日本酒は、関西に近い味です。
蔵は15軒ほどあります。徳島の酒米が他県でも使われるなど、実力のある県です。
高知の日本酒は、すっきりとした味わいが特徴です。
蔵は20軒あります。
県外にも高知の日本酒を発信する、勢いのある県です。
四国の日本酒をのみ比べ、お気に入りの銘柄を見つけてみましょう。

四国のおすすめの日本酒

四国にはたくさんの日本酒がありますが、その中でも特におすすめな日本酒を紹介します。
香川には、香川大学農学部が育種を始めた「さぬきよいまい」という酒造好適米があります。
このさぬきよいまいを使用した、西野金陵の「金陵」がおすすめです。
「金陵 純米吟醸 さぬきよいまい」は、ほのかな甘味と優雅な酸味が特徴です。
川鶴酒造の「川鶴」は、次世代の日本酒として注目されています。
愛媛を代表する蔵に、梅錦があります。
愛媛県産の酒造好適米である「しずく媛」を使用した日本酒、「しずく媛 梅錦」がおすすめです。
安定感のある味わいを楽しめます。
愛媛の個性的な日本酒のひとつに、中城本家酒造の「城川郷 純米原酒 おりがらみ」があります。
華やかな香りとすっきりとしたキレが両立しています。
徳島の日本酒のおすすめは、中和商店の「今小町 穣」です。
純米吟醸の無ろ過原酒で、原酒ながらさらさらとしたのみ口が特徴です。
高知には、司牡丹酒造の「司牡丹」や、土佐鶴酒造の「土佐鶴」などの、有名な銘柄があります。
すっきりとしたさわやかな味わいを楽しめます。