自宅でおもてなしするときに何を揃えればいい?失敗しない日本酒の選び方

自宅でおもてなしをする際にどんな日本酒を用意すればいいのだろう?と悩んだことありませんか?ワインと同じように日本酒にも料理との相性があるのです。おもてなしのメインディッシュによって選ぶ日本酒も変わってきます。今回は自宅でおもてなしをする際に失敗しない日本酒の選び方をご紹介します。

目次

乾杯にはやっぱりスパークリング日本酒

乾杯はシュワっとしている発泡性の日本酒がおすすめです。お酒が得意でない方でも飲めるような発泡性の日本酒があると重宝します。ビールで乾杯するのもいいですがシャンパングラスにスパークリング日本酒を入れて乾杯するのもおしゃれで素敵です。自宅でするおもてなしは非日常感の演出が大事です。乾杯という”つかみ”からシャンパングラスで日本酒という演出をしちゃいましょう。

重厚なお料理なら熟成古酒を選ぼう

ステーキやうなぎ、フォアグラなどの濃厚に味付けされた料理には熟成された深みのある日本酒がぴったりです。ステーキを食べるときには赤ワインを頼むのと同じような感覚です。日本酒の熟成古酒は赤ワインと同じようなイメージで料理と合わせることができるのです。日本酒の熟成酒は3年以上、蔵元で熟成させた物をいいます。この熟成が日本酒を口にした後の楽しみを広げてくれるのです。ちょっと大人な日本酒を用意しておくのがおすすめです。

焼き鳥やとんかつには醇酒を選ぼう

焼き鳥やとんかつなどのしっかりとした味付けのお料理には醇酒(じゅんしゅ)がおすすめです。醇酒は日本酒の原料であるお米の旨味が一番引き出される日本酒です。40度前後のぬる燗に適しており寒くなる時期に焼き鳥と醇酒があれば一晩楽しめますよ。醇酒は日本酒の中でも万能タイプで幅広いお料理と合わせやすく重宝します。酒屋さんで日本酒を買うときにも醇酒というコーナーは基本的にないので店員さんにおすすめの醇酒を聞くのがよいでしょう。一般的に生酛や山廃タイプが醇酒になります。