カルチャー  カルチャー 2017年6月14日 更新 お気に入り追加 0

日本食ブームが後押し?海外産日本酒の人気が上昇中!

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本食が世界的なブームになっていますが、日本食に合う日本酒にも注目が集まってきています。 海外への輸出が急増しているだけではなく、海外産の日本酒も作られるようになってきました。 その種類はバラエティ豊富で、日本に逆輸入されて人気を集めている銘柄もあります。

地元産の人気が高いアメリカの日本酒とは?

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アメリカでは日本酒の人気が非常に高まっており、国内で消費されている日本酒の80%が地元産だというデータもあります。
アメリカの地元産日本酒の種類はバラエティ豊富で、世界の日本酒を席巻するのではないかと言われるほど注目されています。
よく冷やしてからワイングラスに注いで飲むスタイルが定着しつつあります。

アメリカには日本酒メーカーが数社あり、中でもオレゴン州のメーカー「Sake One」は有名です。
はじめは日本酒の輸入会社でしたが自ら日本酒を作り始め、純米吟醸酒「MOMOKAWA」は日本にも輸入されています。
フルーティーな香りが特徴で、ハンバーガーやチーズなどにもよく合います。
同じく「Sake One」の「g sake」は、アルコール度数が18度と高く、キレがあって芳醇なフルーツのような味わいです。
そのまま飲む以外にもカクテルのベースとしても使われています。

テキサス州の「WHOOPING CLANE」は、有機栽培米を使った珍しい日本酒で、少し酸味があります。
海外産の日本酒の内、欧米産の日本酒はワインのような外見のものが多くおしゃれでスタイリッシュで、日本でも若者を中心に関心が高まっています。

世界中で作られているバラエティー豊富な日本酒

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海外産の日本酒はアメリカだけではなく、世界中で作られており種類も豊富です。
カナダのメーカーArtisan SakeMakerは、吟醸酒「OSAKE」を作っていることで知られています。
カナダで初めて作られた日本酒で、フレッシュな味わいが特徴です。
「Keyope(清っぺ)」はバンクーバーの良質の水を使って作られた純米酒です。

台湾では古くから日本酒が作られきました。
食用米を使って作られた「玉泉」「初霧」が有名です。
特に「初霧」は国際コンクールで銀賞を取ったこともある銘酒として知られています。

ベトナムの「越の一」は「ベトナムで初めて作られた」という意味でネーミングされた日本酒で、辛口で酸味や苦みがあります。
韓国の「雪花」は非常にクリアな味わいでクセのない飲みやすさが魅力です。

その他にもノルウェーの「裸島」、オーストラリアの「豪酒」、ブラジルの「東麒麟」など、多彩な銘柄が出てきています。

日本国内でも、日本産の日本酒とはひと味違う味わいに惹かれる人も少なくありません。
海外産に刺激を受けて日本産の日本酒への感心も高まる事が期待されています。
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