ライフスタイル  ライフスタイル 2017年2月27日 更新 お気に入り追加 0

日本酒好きの方へ。休肝日のすすめとその過ごし方について

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本酒が好きで毎日のように飲酒する人、あるいは仕事上のお付き合いなどでお酒を飲む機会の多い人が肝臓をいたわり、アルコールと上手に付き合っていくのにおすすめなのが「休肝日」を設けることです。 ここでは、休肝日のすすめの理由や休肝日の過ごし方などについてご紹介します。

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休肝日のすすめ

公益社団法人日本アルコール健康医学協会によると、日本酒(2合)を肝臓で分解するためには、
個人によって差がありますが、平均して6~7時間程度かかるといわれます。
お酒を飲んだ日は、就寝後も肝臓は分解のために働き続けています。
肝臓が働きすぎると障害の原因になる可能性があります。
また、お酒を飲むと肝臓に中性脂肪が蓄積されたり、
胃や腸などの消化管の粘膜も荒れてきたりします。
肝臓やほかの臓器を休め、修復の時間を設けるためにも週2回程度のいわゆる「休肝日」が必要といわれています。
休肝日の取り方は、週に5日続けて飲酒した後に日間連続して休むのではなく、
2~3日飲酒して1日休むという習慣を続けることがよいようです。
休肝日を設けることは、臓器を休めるばかりではなく、
よく眠ることによる疲労の回復や免疫力のアップなどの効果も期待できます。

休肝日はどうやって過ごすとよいか

休肝日は、禁酒するだけでなく、肝臓によい栄養を摂ることで、
さらなる健康への効果が期待できます。
食事では、まず肝細胞の修復に必要なたんぱく質を摂りましょう。
肉や魚介類でも摂取できますが、できれば脂肪の少ないものを選び、
大豆などの植物性たんぱく質もおすすめです。
ふだんの食事についてもいえますが、脂肪の多いメニューはなるべく控えて、
低カロリーなものを栄養素のバランスを考えて摂りましょう。
また、肝臓の機能を助けるビタミンやミネラルも必要です。
それから、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促すのはビタミンB群、C、Eです。
ビタミンやミネラルを含むものが多い野菜や海藻をできるだけ多く食べて、
これらを摂るとよいでしょう。
休肝日について考えてみましたが、日本酒好きの人は休肝日を取り、
少しでも肝臓をいたわることができるような食生活を心掛けてみてはいかがでしょうか。
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