カルチャー  カルチャー 2017年3月29日 更新 お気に入り追加 0

これでお酒の席もこわくない!日本酒を飲むときに気をつけたい酒席マナーについて

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

親睦を深める手段として開かれるのが飲み会ですが、日本の酒席でのマナーや日本酒の作法についてはとても独特で、不慣れな人は困った経験もあると思います。 今回はそんな今更聞けない酒席マナーをご紹介したいと思います。 知っているだけでも酒席での立ち居振る舞いは変わってきますので、ぜひ一度目を通しておきましょう。

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酒席での基本の立ち居振る舞い

今更聞けない酒席マナーについて、まずは日本酒を含めたほとんどのお酒の場合に共通する基本的なマナーからお伝えします。

会社で開かれる飲み会の場合、上司が同席することが多いと思います。
上司のグラスが空になった際には部下が率先して追加のお酒を注ぐようにしましょう。
自分で自分のグラスにお酒を注ぐことを「手酌」と言いますが、これは多くの場合マナー違反とされています。
上司が「手酌でいいよ」と断った場合を除いて、部下が注ぐのが基本です。
上司のグラスが空になっているのに、気付かないまま放置してしまうと少し嫌な空気になってしまうこともありますので、上司のグラスには常に気を配るようにしましょう。
注ぐ際には「お注ぎしましょうか」や、「お代わりはいかがですか」などと声をかけると自然です。

また自分がお酒を注いでもらった際や、乾杯をした直後には必ず一口は口をつけてからグラスを机に戻すのがマナーです。

日本酒の場合に特に注意したい酒席マナー

次に、日本酒に限った場合の今更聞けない酒席マナーについてお伝えします。

まずは相手にお酌する際の徳利を持つ手ですが、これは片手でも両手でも構いません。
添えた手の甲が天井を向くようにして相手に注ぐのがポイントで、掌を上に向けるように注いでしまうと相手に失礼になりますので注意してください。
また、机に置かれた盃にそのままお酒を注ぐのはマナー違反ですので、必ず上司が盃を持ち上げたのを確認してから注ぐようにしましょう。
注ぐ量は盃の8割程度がベストです。

目上の人からお酌をしてもらう際には「頂きます」などの言葉を添えると自然です。
日本酒はビールのようにゴクゴクと飲むのではなく、お酒の香りを楽しみながらちびちびと飲むのが通ですし、また少しずつ飲むことで長くお酒を楽しむこともできます。

盃に少しだけお酒を残した状態で置いておくと、追加の催促を自然に回避することができますので配慮のためにも是非覚えておきましょう。
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