カルチャー  カルチャー 2017年4月18日 更新 お気に入り追加 0

酒好きの間で話題になっている幻の日本酒

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

数ある日本酒の中から、季節限定で出荷される幻の酒を厳選してみました。 製造工程は勿論のこと、素材一つ一つにこだわって今までにない美味しさを再現している銘酒を紹介しています。 飲みやすさや話題性も重視してラインナップしています。

 (2900)

サクラの時期に味わえる茨城の地酒

来福純米生原酒さくらの花酵母は、茨城県の蔵元・来福酒造が醸造している季節限定の日本酒です。
サクラの花弁から採取した酵母を用いていることから、春の到来を感じさせる酒として親しまれています。
サクラの開花前に販売が開始されています。
淡いピンク色のボトルに入っている華やかな外観のお酒なので、邸宅にお呼ばれした時の手土産にもピッタリです。
お酒好きの女性へのプレゼントにも適しています。
もちろん花見の際に大勢で味わうお酒としてもオススメです。
日本酒の原料米の代表格と称されている愛山の他、複数種類の酒造好適米と花酵母を組み合わせ、小さなタンクで試行錯誤を重ねて醸造しています。
独自の酒造りのスタイルを導入して手間暇掛けている幻のお酒です。
グラスに注ぐと、底が見えない程に白濁している様相を楽しめます。
口に含むとキリッとした酸味と共に、芳醇な旨みとコクが広がる一杯に仕上げています。
早咲きのサクラを彷彿させる凜とした味わいが大きな特徴です。
優しい雰囲気を漂わせているものの、フルーティーな甘ったるさはほとんどなく飲み飽きません。

伊達政宗が愛した名酒

勝山純米吟醸献は、宮城県の醸造元・勝山がリリースしている日本酒です。
勝山は伊達政宗が仙台を統治していた時代に創業し、320年以上に渡って伊達家御用達の酒蔵としての暖簾を守り続けている老舗です。
同製品は料理を美味しく食べ続けられる食中酒として注目を集めている幻のお酒です。
2015年と2016年に催された日本最大の市販酒鑑評会で第一位を、2016年のインターナショナルワインチャレンジの純米吟醸酒の部門で金賞を受賞し、輝かしい実績を収めています。
品質と美味しさは折り紙付きです。
糀造りや火入れ作業にこだわり、鮮度が良好な状態のお酒をユーザーへ届けることに成功しています。
微生物の環境の調整に全神経を研ぎ澄ませて仕込みに取り組むために一週間当たりに一本のタンクで仕込みを行う製造方法を採用しています。
季節ごとに生産数量が限られており、希少価値の高い銘酒です。
飲んだ際に心地よい感覚が長く続き、丁寧な醸造を感じられる点も大きな特徴です。
爽やかに味わいたい時には、砕いた氷とレモンの絞り汁を入れたグラスにお酒を注いで飲むスタイルがピッタリです。
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