カルチャー  カルチャー 2017年6月1日 更新 お気に入り追加 0

日本酒酒蔵見学の魅力

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本には各地に酒蔵がありますが、酒蔵見学を実施している場所は多いです。 自分達が醸す日本酒をもっと知って欲しいという思いが込められており、見ている側も関心することの連続です。 そんな酒蔵見学の魅力を紹介します。

どのようなメリットがあるのか

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酒蔵見学をすると、それだけで日本酒のことに詳しくなります。
どのような米を使っているのか、そして米をどのように酒にしていくのかなど一通り説明があるからです。
普段何気なく飲んでいる日本酒でも、どのように醸されているか知っているか否かでは印象が大きく異なってきます。
また、日本酒は蔵によって多少作業工程が違ったりするので複数の酒蔵を見学することによって新たな発見があり好奇心をくすぐられます。
特に、手作りにこだわっている小規模の蔵などは職人の技術やこだわりを直に感じることができるので日本酒に対する見方が大きく変わるかもしれません。
単純に日本酒が好きな方は純粋に楽しめますし、将来的に蔵人になりたいと思っている方にとっても勉強の場となります。
そして、何と言っても試飲の魅力があります。
酒蔵によって異なりますが、大抵見学の後に日本酒の試飲ができ、フレッシュな生酒や醸している酒の飲み比べが可能です。
生まれたての酒は、決して店頭では味わうことができず酒蔵ならではの体験となります。
もちろん気に入った酒をその場で購入することもできます。

酒蔵見学の注意点は?

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酒蔵見学は、予約をしてその時間に遅れないように向かえば良いだけです。
ただ、注意点が多いのも事実なのでしっかりと確認します。
まず、日本酒は麹菌や酵母菌などを使っているのでこれらを脅かすことをしてはいけません。
具体的には、酒蔵見学の前日に納豆やヨーグルトなどの発酵食品を食べないということです。
そんなにシビアなのかと思われるかもしれませんが、菌類は目に見えないので細心の注意を払うべきです。
もし酒蔵が廃業したら稼ぎの場が失われることになるので、人生をかけて酒を醸しているということを忘れてはいけません。
そして、風邪をひいてしまった時は無理をせずキャンセルすることです。
麹室などは、蒸し暑くて湿気が多いのでウイルスの繁殖に適しています。
急速にウイルスが繁殖することで、それだけ感染する確率が上がってしまいますしインフルエンザであれば大変です。
次々と蔵人がダウンすると酒造りにも悪影響が出るので注意します。
このように注意点はありますが、しっかりと理解して気を付ければ何ら問題はありません。
最後にねぎらいの言葉や感謝の言葉をかけて、酒蔵見学を終えます。
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