カルチャー  カルチャー 2017年6月19日 更新 お気に入り追加 0

山口はおいしい日本酒の銘酒ぞろいなんです!!

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本酒といえば、おいしいお米のとれる北陸・東北地方というイメージがありますが、山口県も負けてはいません。 数・種類がある山口産の日本酒の中でも、特に名酒と呼ばれるお酒を厳選してご紹介するので、ぜひお気に入りの一本を見つけてください。

岩国市の名酒・獺祭(だっさい)と五橋(ごきょう)

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山口県内や岩国市内はもちろんのこと、全国的にも有名なお酒となり、インターネットで調べものをする際にも、「山口」というワードの後にスペースキーを押すとまっさきにこの「だっさい」が予測ワードとして出てくるくらいです。
「獺祭(だっさい)」の蔵元は岩国市にある旭酒造株式会社によるもの。
おいしさの秘密は、極限まで磨かれたお米により、タンパク質など雑味が抜け、洗練された味によるものです。
手間を惜しまず、労力を費やし、また無理をせず高品質な吟醸酒をリリースしつづけたことが成功につながった日本酒です。
次に、もともと山口でも人気のあった「五橋(ごきょう)」も、おすすめのお酒です。
獺祭が人気者になるまでは、この五橋が定番酒であったほど、お墨付きの味。
日本三名橋のひとつ、「綿帯橋」の5つに連なるアーチを由来としています。
種類が豊富で、標準的な価格が軒並み高額である獺祭に比べて、リーズナブルなものから高価なものまで幅広く用意されていること、また山口県内の酒屋であれば、大抵は置いてあることが人気の理由です。
「ハズレがない」という、安心できる銘柄です。

他にもおすすめな山口の日本酒

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獺祭や五橋ほど有名な種類ではないけれど、山口にはまだまだおすすめの日本酒があります。
甘い香りでありつつも控えめで、口当たりもやさしい「山頭火」は、お米のうまみ、飲んだあとの後味がさわやかな名酒です。
価格もリーズナブルなものがラインナップされていて嬉しい限り。
蔵元は澄川酒造場の「東洋美人」は、山田錦・伏流水による清純な水を使用、フルーティーな香りと、やわらかな口当たりがおいしいお酒です。
綿帯橋の近くにある酒造・八百新酒造によって製造される「雁木(がんぎ)」は、原料の米を階段のある船着き場の桟橋(=雁木)で水揚げして、酒造りを行っていたことに由来します。
無ろ過・少量仕込みによって製造され、濃厚な旨みとキレがある人気のお酒です。
クセが少ないため、冷酒から熱燗まで、またさまざまな料理とも相性が良いため、日々の晩酌に向いています。
他にも、阿武郡にて製造される「阿武の鶴(あぶのつる)」は、米の味わいが強く、芳醇旨口のお酒です。山田錦50%精米によるもので、甘味はあるものの、凝縮された旨味が際立つ、個性派なお酒でおすすめです。
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