肌がプルプルに！日本酒は新陳代謝をアップさせるかもしれません！！

身体は冷えてしまうと代謝が低下してしまい、美容にも健康にも良いとは言えないものです。
特にアルコールは、飲んだ時には血管を拡張してくれるので身体が温かく感じますが、アルコールを肝臓で分解する際には多くの水分が必要になるため、利尿作用が強く働きます。
その結果、体温が奪われてしまってアルコールを飲んでしばらくすると逆に体温が下がってしまいます。
さらに末梢神経の血管が拡張すると外気に触れやすくなるため、体温が下がりやすくなることも冷えを招き、代謝を低下させてしまう原因となります。
しかし、日本酒はその他のアルコールとは違い、飲酒後の体温の上昇が他のアルコールよりも2度ほど高く、その上昇した体温を保持する働きが強いのです。
日本酒は一般的にアルコール度数が高いため、それが原因で体温が上昇しているのではないか？と思う人もいるかもしれませんが、実験によって日本酒よりもアルコール度数の高い焼酎と、日本酒とで体温の上昇を比べた結果、日本酒の方が身体の芯から表面までしっかりと温まっていたというデータもあり、アルコール度数ではなく日本酒ならではの働きで体温を上昇・維持し、代謝アップしてくれると言われることが多いみたいです。

日本酒を飲んで体温が上がり、代謝がアップすると女性に嬉しい多くの美容効果を得ることができます。
代謝アップすると血行が促進されますので、身体の末端にまで血液が行きわたるようになります。
血液が肌にしっかりと行き渡るようになれば、血液に乗って肌の細胞に必要な栄養素や酸素もしっかりと細胞に届くようになります。
必要な栄養素や酸素がたっぷりと届けられた細胞では、肌の元ともなる新たな細胞がきちんと作られるようになりますので、プルプルの肌に生まれ変わって行くのです。
美容効果が高い日本酒ではありますが、沢山飲めば効果がすぐに表れるというわけではありません。
冷え性など、血流の改善によって得られる効果はすぐに実感することは出来るかもしれませんが、肌がプルプルになるには日数がかかってしまいます。
そのため一日に多くの日本酒を飲むのではなく、1日に飲む量は1合、アルコールに強い人でも1日2合程度を目安にすると良いでしょう。
アルコールに弱い人は無理に1合飲む必要はなく、自分の飲める範囲で飲むようにすれば、それがたとえおちょこ1杯であったとしても美容効果は期待できるでしょう。