カルチャー  カルチャー 2017年5月22日 更新 お気に入り追加 0

高額な日本酒を探索してみました!!

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

値段の高い日本酒には、どんなものがあるのでしょうか。 日本酒は、ワインやウイスキーと違って、ビンテージを珍重する習慣があまりありませんし、洋酒とはかなり事情が違います。 どんな種類の日本酒が、値段の高い日本酒になるのでしょう。

買えるかも知れない高額日本酒

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値段の高い日本酒となると、おそらく純米大吟醸酒となるのでしょうが、実際に販売されている高級日本酒を調べ、それがどんな種類の日本酒かを確認することにしましょう。
本田商店の純米大吟醸「龍力 米のささやき 秋津」は、兵庫県加東市秋津で栽培された山田錦を使ったもので、最高レベルの酒米を使っています。
値段は、1800mlで3万円少々です。
旭酒造の純米大吟醸「獺祭 磨き その先へ」は、精米の限界から、さらにその先を目指した意欲的な名品です。
値段は、720mlで3万円少々です。
中村酒造の純米酒「客人(まれびと)」は、選ばれた最上級の神子原米のみを使用したもので、ワイン酵母を合わせるなどの工夫があります。
値段は、720mlで3万円台の後半です。
後藤本家の「山川草木 純米吟醸 無濾過生々」は、自家栽培の古代米を原料にした特殊なもので、限定80本程度の稀少品で、品切れ状態が多く滅多に入手できません。
値段は、720mlで4万円少々です。
3万円から4万円のクラスの日本酒は、この他にもありますが、特別な工夫を凝らしたものばかりで、必ずしも純米大吟醸ではありません。
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飛び抜けた高額日本酒はこれだ

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日本酒の中でおそらく最も値段が高いのは、北雪酒造の「北雪 大吟醸 YK35雫酒 チタンゴールド」です。
これは、佐渡島で契約栽培した山田錦を丹念に磨き上げ精米し、甑(こしき)と麹蓋(こうじぶた)を使う古い伝統製法で手造りされた長期低温醗酵の大吟醸です。
「雫酒」と名付けているように、醪(もろみ)を搾ることなく酒袋に入れて吊り下げ、滴り落ちる雫だけを集めた日本酒です。
この製品の容器は、チタンで出来ていて、外形は雫の形をしています。
チタンは、光を遮り不純物の溶け出しもないため、採用されました。
値段は、1800mlで20万円を越えます。
片山酒造の「15年熟成 柏盛」は、値段の高さで上位となります。
原酒を氷点下の温度で長期間寝かせた熟成の日本酒です。凍結状態で寝かせると言う極めて特殊な種類のもので、独自性を出しています。
ただし、年間出荷量は極端に少なく、まず入手不可能です。
値段は、720mlで5万円です。
喜久水酒造の「大吟醸 朱金泥 能代 醸蒸多知(かむたち)」は、値段の高さでこれも上位となります。
数年熟成を行った日本酒で、数量限定品ですから、入手は難しそうです。
値段は、1800mlで10万円少々です。
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