知っておきたい！京都日本酒電車について

京都日本酒電車は京阪電車が運行している貸切電車で、2つの電車を運行しており、第1部は「英勲号」、第2部は「富翁号」と呼ばれています。
英勲号では齋藤酒造の日本酒が味わえます。齋藤酒造は、京都伏見にある明治28年から続く老舗蔵元です。
英勲号の「英勲」は齋藤酒造の商標名であり、大正天皇の御大典を記念して付けられました。
富翁号では北川本家の日本酒が堪能できます。
北川本家も齋藤酒造と同様、京都伏見に本社を構える創業350年の老舗蔵元です。
伏見を中心に、京都市内では新鮮な名水が湧き出ており、その水によってまろやかで香り豊かな日本酒が造られています。
京都日本酒電車の車内では、蔵元が日本酒について丁寧に解説してくれるので、初心者の方でも分かりやすく楽しめる企画となっています。
また日本酒好きの人も、今までとは違った切り口で日本酒を楽しむことができます。
また、電車から降りた後に伏見を散策すると、お酒に関する資料館や記念館、さらに酒造巡りもできるので、車内で解説してもらった内容がより理解しやすくオススメです。

お酒のパートナーであるおつまみが美味しいほど、お酒もすすみ、楽しい時間を過ごせます。
京都日本酒電車では、日本酒に合わせた特製おつまみ弁当を堪能することができます。
この特製おつまみ弁当は京都の老舗料理店や、新進気鋭のお店が京都日本酒電車のイベントのためだけに作ったもので、ここでしか味わえない贅沢なおつまみとなっています。
今まで参加したお店は、創業80年を迎える料亭・木乃婦や、江戸時代から続く老舗懐石料理店・美濃吉本店 竹茂楼、京都市東山区にあるオシャレなイタリアンレストラン・イル ギオットーネ、京懐石風フレンチという斬新なフランス料理で有名な祇園おくむらなど様々です。
特製おつまみ弁当は可愛らしく風情のあるお弁当箱に入っており、京都らしさが表れています。
旬の色とりどりの食材を使っており、目で見ても楽しめます。
電車内で日本酒とともに京料理やイタリアン、懐石フレンチを楽しめるという豪華なイベントは、京都日本酒電車でしか楽しめません。
京都の絶品のお弁当を味わいながら、日本酒の奥深さを堪能してみてはいかがでしょうか。