トラベル  トラベル 2016年12月27日 更新 お気に入り追加 0

海外にもある!日本酒の酒蔵

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

世界的な日本食ブームを背景として日本酒は今、「SAKE」の名称で日本だけでなく世界中で愛飲されています。今ではその酒蔵も世界中に存在しているということを、ご存知でしたか?そこで今回は海外にある日本酒の酒蔵をご紹介します。

オーストラリア唯一の日本酒蔵「サン・マサムネ」

海外で人気となっている日本酒ですが、その輸出額が最も伸びている国と言えば、オーストラリアです。そのオーストラリアにある唯一の日本酒の酒蔵が、「サン・マサムネ」です。シドニーから車で約1時間、世界遺産で有名なブルーマウンテンのふもとにあるペンリスという町で、20年前から「豪酒/Go-Shu」という銘柄の日本酒の醸造を開始しています。
「白雪」で有名な小西酒造から技術提供を受け、現在ではオーストラリア人を含む現地採用者のみで伝統的な酒造りを行っています。また原料もすべてオーストラリア産にこだわっています。日本食はもちろんのこと、オーストラリアの料理にも合う日本酒として人気です。現在では限定品として日本酒だけでなく、梅酒の醸造も行っています。

100%カナダ産でこだわりの日本酒を製造する「Artisan SakeMaker

日本酒は北米地域でも大きな人気ですが、カナダ・バンクーバーのグランビルアイランドにある日本酒の酒蔵「Artisan SakeMaker」は、純米にこだわった「Osake」シリーズを製造しています。多くのカナダの日本酒蔵は日本やアメリカからの原料米に頼っていますが、ここはカナダ初となる地元産の新鮮な日本酒として知られ、年に複数回にわたって少量ながら手造りの酒造りを行うなどのこだわりが人気です。果実のように甘い香と深みのある味は、海外産でありながら日本の純米吟醸酒としても高いレベルにあるとして、国境を超えて多くのファンを獲得しています。
「Osake」シリーズは全部で8種類ありますが、現地の蔵に行くとその中から5ドルで3種類の銘柄を試飲することができます。
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