ライフスタイル  ライフスタイル 2017年6月11日 更新 お気に入り追加 0

「こだわりの器」で日本酒を美味しく頂く

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本酒の楽しみに「こだわりの器で頂ける」という一面があります。 日本酒の酒器は種類が豊富なので、あらかじめ用意しておく必要があります。 自分の選んだ器で美味しいお酒をいただくのは至福のひと時でしょう。 どうせ用意するものなら、こだわってみたいものです。

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日本酒は「徳利」や「お猪口」といった器を使います。
一升瓶や酒樽から直接注げないので一旦徳利等の酒器に移してから、それでお猪口等に注いで飲むのです。
他のお酒が酒瓶から直接器に注いで飲むことと比較すると大きな違いです。
最近は小ぶりな酒瓶や1000mmlのパックで販売されていることも多く、そのまま卓上に用意して直接器に注ぐことは十分に可能となりましたが、「徳利」から「お猪口」へという日本酒ならではのルーティーンを楽しまない手はありません。
そうした必然性から「こだわりの器選び」を楽しむという余地が生まれるのです。
器には、材質・色柄・容量・デザインに創作のポイントがあって、その組み合わせの中から製品が生み出されるため、非常に多彩で多くの種類の器が生産されます。
嗜み方によっても「熱燗にする」「常温のまま」「しっかり冷やして」といった違いがありますから、それに合わせて酒器も変わってきます。
つまり、酒器を準備するにあたって、大変多くの選択の余地があり、それを自分で決めることができるのです。それならば是非こだわりたいものです。

時代劇の世界にどっぷり浸かりたいなら

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テレビで見る時代劇には日本酒を酌み交わすシーンはつきもので、見ているこっちも思わず「ご一緒したくなる」気分になります。
ところが、注意して観察して見るとそのシーンで使われる酒器が必ずしも「徳利とお猪口」という訳ではないことに気づくはずです。
徳利とお猪口ではなく「銚子」と「杯」なんですね。
銚子については今では徳利と同義の呼称として使われることが多いようです。
今もお正月にお屠蘇の習慣がありますが、その折に使用する酒器を思い出してもらえれば良いでしょうか。
三々九度の杯を交わす際も使いますから、今では儀式用の種類なのかもしれません。
すっかり「特殊な酒器」の認識で高額品ばかりの品揃えとなってしまったようです。
そのため随分と縁遠くなってしまいました。
しかし、テレビでは戦国武将たちが日常で使っているのですから、そこはこだわりの器ということで、日常品として使えるものをあれこれと探してみたいものです。
テレビの前で「ご一緒して」時代劇の世界観を堪能するには、どうせなら「お猪口」ではなく「杯」で付き合いたいですからね。
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