カルチャー  カルチャー 2017年1月29日 更新 お気に入り追加 0

日本酒で地元の特産品を楽しむ!酒蔵の新しいチャレンジ

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

地域に密着した日本酒を製造している酒蔵は多いものですが、特産品と組み合わせることで上手に地域全体をアピールしているところもあります。特産品と日本酒で訪れる人にも楽しんでもらうチャレンジをしている笠間市の酒蔵について紹介しましょう。

 (1947)

笠間焼で地元の日本酒を飲むという条例

茨城県にある笠間市は笠間稲荷でも知られる歴史ある地域です。酒蔵も多く、笠間稲荷周辺にも『二波山松緑』に『稲里』、『郷乃誉』や『東海』に代表される地元の日本酒を扱う小売店や飲食店が軒を連ねています。笠間市は芸術に力を入れている地域でもあり、中でも陶芸は古くから盛んで地元の『笠間焼き』は毎年5月に陶器市が開催され、全国から人が訪れるほどです。そんな笠間焼を器に、地元の日本酒を楽しもうという条例が笠間市にあります。これは、酒蔵を守り盛り上げようという試みと共に地元の特産品を広めようというのが目的で推進されているものですが、女性客も多く、観光で訪れる人も楽しめる地元酒蔵のチャレンジです。

地元の特産品を肴に日本酒を楽しむ

茨城県では、笠間市以外でも酒蔵がそれぞれの地域に伝わり、守られています。茨城県は水産も農業も盛んな地域で、レンコンやメロン、栗といった全国でも上位の生産量を誇る農産物もたくさんあります。その他、酪農も盛んに行われています。米が美味しい地域でもあることは良質な日本酒作りに欠かせない要素ですが、茨城県内の至るところに、地元の特産品を肴に地元酒蔵の日本酒が楽しめる飲食店が多数あります。ユニークな条例を施行しているところは笠間市独自のものになりますが、海産物や常陸牛、そして奥久慈のシャモなど茨城ならではの料理を地元の日本酒で楽しんではいかがでしょうか。
5 件

この記事のキーワード