カルチャー  カルチャー 2017年6月13日 更新 お気に入り追加 0

鳥取県で製造されている日本酒の特徴とおすすめの一品

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本では古くから日本酒の製造が盛んで、それぞれの土地の特徴を活かした地酒を楽しむことができるのも日本酒ならではの魅力と言えます。 鳥取県も他の土地に負けない美味しい地酒が作られていることで有名です。 そこで今回は鳥取県で造られている日本酒の種類とおすすめのお酒をご紹介します。

鳥取の自然の素材を活かした人気の鷹勇

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鳥取県は大山を始めとした中国地方にそびえ立つ雄大な山々から流れ出る豊富な雪解け水を使った美味しい日本酒が造られていることで知られています。
雪解け水の軟水の特性を活かして、キメ細やかでありながら口当たりがまろやかな淡麗辛口の味わいが鳥取県の日本酒の特徴です。
その中でも特に人気の高いのが東伯群にある大谷酒造で製造されている鷹勇になります。
鷹勇は数多くある酒米の中でも一級品として知られている山田錦を基本にして造られているのが魅力です。
お酒の質によって酒米を使い分ける点も大谷酒造ならではのこだわりで、お酒の種類によっては幻と言われる強力という酒米を使用することも珍しくありません。
そんなこだわりによって製造された鷹勇は、基本の純米大吟醸を始めとした数々のラインナップの中から選ぶことができます。
アルコール度数は17度前後と一般的な度数となっていますが、のど越しの爽やかさと飲んだ後のヨーグルトのような酸味が特徴です。
冷やでも常温でも楽しむことができる日本酒として、女性から日本酒通まで多くの人におすすめできるお酒と言えます。

日本酒を通して日本の農業の良さを感じられる日置桜

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鳥取県で日本酒を語る上で外すことのできない日本酒の一つが、鳥取市に所在地を置く山根酒造で製造されている日置桜です。
山根酒造は明治20年創業の老舗の酒蔵でお酒造りに強いこだわりを持っているのが特徴です。
日本酒造りに欠かせない物の一つにお米がありますが、一口に酒米と言ってもその数は多く、酒米の中でも特に日本酒に適しているのが酒造好適米と呼ばれるお米です。
山根酒造は専門の農家と直接契約をすることで、上質な酒造好適米を手に入れることができています。
このように原料や製造にこだわりを持って造られた山根酒造の日置桜はお酒を楽しむだけでなく、日本の農業の素晴らしさも同時に感じられる一品として、多くの日本酒愛好家達からも高い人気を誇っているのです。
一般的にお酒は飲み口によって甘口や辛口と分類されますが、日置桜は程よい辛さが特徴で晩酌だけでなく食事のお供としても楽しめます。
種類の豊富さも人気の理由の一つで、純米酒からひやおろしまで10種類以上のラインナップから自分好みのお酒を見つけることができるのも魅力です。
これから日本酒について学んで行きたい人にもおすすめと言えます。
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