カルチャー  カルチャー 2017年6月9日 更新 お気に入り追加 0

東京近郊の酒蔵の日本酒を楽しむ

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

人口が集中する大都会の東京は、その分、日本酒を嗜む人が多いわけで、そこに住む多くの日本酒ファンにとって、東京近郊の酒蔵は気になる存在です。 酒蔵見学したり、搾り立ての新酒を味わえるなどの利点もあるため、知っておきたい要所になります。

東京近郊の酒蔵を見学しよう

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東京近郊の日本酒の酒蔵の見学ができる所となると、東京都内であれば、東京都東村山市の豊島屋酒造があります。
ここは、事前予約が必要で参加人数も定員がありますが、夜限定で蔵見学と利き酒ができます。
東京都青梅市の小澤酒造は、銘酒「澤乃井」で有名な酒蔵で、蔵見学のあとは有料の「利き酒処」で利き酒を楽しめます。
群馬県高崎市には、群馬県最古の酒蔵の牧野酒造があり、ここは、全国新酒鑑評会などで金賞を二十数回受けた実績のある蔵で、5人以上の申込みで蔵見学ができます。群馬県利根郡川場村の永井酒造は、尾瀬・武尊山水系の地下水を利用した酒造りで、「水芭蕉」と「谷川岳」を代表銘柄としている酒蔵です。ここでの蔵見学は、1人から申し込めます。この他にも群馬県下では、蔵見学できる蔵元が幾つもあります。
蔵見学したあとは、有料もしくは無料の何種類もの利き酒(あるいは試飲)
ができるようになっている場合が殆どです。
見学でき利き酒もできる蔵元は、製法と品質に自信があってそうしているわけですから、行って確かめてみる価値があります。

搾り立ての日本酒を楽しもう

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東京またはその近隣に住んでいる多くの人にとって、東京近郊の酒蔵が造る日本酒は、注目に値する酒蔵になります。
日本酒は、新酒や搾り立てが味も香りも引き立って美味しいので、近隣の酒蔵に注目することで、これらの美味しい日本酒に巡り合う可能性が高まります。
火入れしていない生酒や搾り立て原酒などは、鮮度が命のため遠方には出荷されず、蔵元からさほど遠くない地域で消費されることが多いため、近場の酒蔵について普段から色々と気にかけておくことで、美味しい日本酒を発見できる可能性が高まります。
ネット通販を利用すれば、遠方の酒蔵であっても、これらの魅力的な日本酒を購入できるわけですが、それでは試飲や利き酒の機会がありません。
酒蔵見学をも含めて、味や香りを確かめる機会や現物に出会える機会が何かと多いのが、地場の酒蔵が造る日本酒です。
日本酒は、フレッシュさが大切な要素になりますので、いくら便利になった世の中でも、地産地消の考え方も捨て切れません。
選択肢は、ネット通販をも含めて幅広く確保するとともに、地元に注目する優先順位もつけておきたいものです。
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