日本酒は種類が豊富！地方の特色によって味わいが違う！

水には硬水、軟水という具合に硬度の違いがあります。
日本酒に利用する水が硬水であれば辛口になり、軟水を利用すればソフトな味わいの日本酒になるとされています。
利用される水によって、水の硬度が変わるため、地方によって日本酒それぞれの個性が現れる結果になるのです。
硬水の方が、ミネラル分が豊富に含まれていることから、酵母が活発化され、発酵が進んだお酒になります。
そのため、硬水の方が日本酒作りにいいといわれています。
ただ、日本人好みの日本酒にするには、口当たりがソフトな軟水の方を利用することが多いため、日本酒の多くは軟水であることが多いのです。

様々な地方で日本酒は製造されていますが、住んでいる環境によって味わいが変えられているのです。
例えば、新潟であれば寒い地域であるがゆえに、体を温めるために日本酒をたくさん飲むという習慣がありました。
そのため、新潟では辛口で味が軽い日本酒を製造するという地方の特色が現れています。
また、秋田では昔、林業が盛んだったため、肉体労働の体を癒すために甘く軽い口当たりのものが好まれました。
その結果、住んでいる人々の環境によって、お酒の種類は変化してきたのです。
他にも地方で取れる酒米も違ってくるので、日本酒の味は千差万別なのです。
自分好みの日本酒を見つけるのであれば、地方の特色を理解して、お酒の種類を見分けるといいかもしれません。