カルチャー
2016年10月31日 更新
かめちゃん
カナダ トロントの杜氏:高橋美子氏
良質な湧き水
トロントはオンタリオ湖の近くの都市です。
via www.photo-ac.com
2011年カナダのトロントに酒蔵が開かれました。｢Ontario Spring Water Sake Company｣は、湧水を使い(オンタリオ=美しい水の意味)、カリフォルニア米を酒米として、女性の杜氏さんが作っています。「泉」という純米酒です。北米最大級の日本酒の祭典、｢Kampai トロント｣では、150種類のお酒を集めて、500人もの方が訪れました。日本酒を片手に会話もはずみ、日本へ行ってみたいと思った方も多かったのではないでしょうか。
｢白雪｣出品からオーストラリアへ 杜氏:植木氏
1996年オーストラリアのシドニー近郊のペンリスに酒蔵が開かれました。小西酒造株式会社が、世界万国博覧会に「白雪」を出品したことがきっかけのようです。オーストラリア産のお米で、ブルーマウンテンからの良質なお水で作られているサン・マサムネ社の｢豪酒｣が有名です。南半球のお酒って飲んでみたいですね。このお酒の影響もあるのでしょうか。お値段が2倍にもなる日本からの輸入される日本酒を買い求める方も多いそうです。
ノルウェーの杜氏:シェティル・ジキウン氏
北欧のオーロラ
素敵な景色もきっと味わいの一部ですね。
via www.photo-ac.com
2010年ノルウェーの南部の都市、グリムスタッドの(有名なクラフトビールを作っている)ヌウグネ・エス社が、日本酒を作り始めました。北海道産の｢吟風｣という酒米を使用しています。｢山廃 無ろか 裸島｣は、日本で作っているお酒よりアミノ酸度がかなり高いと言います。どんな味なのかとても興味を惹かれます。とても遠い北欧の国ですが、訪れることがあって、日本酒の話でつながるかもしれませんね。
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