カルチャー  カルチャー 2017年11月3日 更新 お気に入り追加 1

ビギナーにもおすすめの癖のない飲みやすい日本酒銘柄

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

古くから日本人に愛されている日本酒は全国各地でその土地の風土に合わせたオリジナルが作られていることで知られています。 そんな日本酒には個性的な物も多く、癖の強さなどはそれぞれに意見が分かれる所です。 そこで今回は初心者にも飲みやすい癖のない日本酒銘柄をご紹介します。

女性にも飲みやすい秋田県の陽乃鳥

Private Lab プライベートラボ|新政酒造株式会社オフィシャルサイト (5191)

まず最初にご紹介する日本酒は、秋田県の新政酒造で造られている陽乃鳥(ひのとり)です。
新政酒造は嘉永5年に創業した古い歴史を持つ老舗の酒造メーカーで、古くから地元の人達に愛されています。
東北地方は日本でも有数の日本酒の生産地として知られていて、その中でも秋田県は日本酒作りに欠かすことのできない米や水といった原料が豊富なことで美味しい日本酒が数多く造られている場所です。
そんな新政酒造が自信を持って提供しているブランドが陽乃鳥になります。
使用する原料は、酒米に美山錦、水は秋田の雄大な山から流れる伏流水を使うなど、県内の物にこだわっているのも特徴です。
陽乃鳥の魅力はなんといっても、飲んだ瞬間に口いっぱいに広がるフルーティーな香りと言えます。
フルーティーな味わいを感じられる日本酒は数多くありますが、陽乃鳥の香りの強さは他に類を見ない程で一瞬お酒ではなくフルーツジュースを飲んだのかと錯覚する人も少なくありません。
この独自の製法によって造られた芳醇な香りは、スッキリとして癖のない味わいで女性でも飲みやすい銘柄として人気です。

爽やかさと味わい深いコクが特徴の三重県の天遊琳

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日頃から日本酒を飲み慣れていない人の中には、飲んだ時の独特の癖が気になるという人も少なくありません。
そんな人におすすめしたい一品が三重県のタカハシ酒造が製造販売を行なっている天遊琳です。
タカハシ酒造は文久2年に創業した、県内でも有数の老舗の酒造メーカーと言われてます。
三重県は一般的に日本酒の生産地としてのイメージは少ないですが、日本酒作りに重要な気候や風土といった条件が揃っていて、地元鈴鹿山系の伏流水など原料も豊富な土地です。
タカハシ酒造が数多く造っている日本酒の中でも、特に原料と製法に強いこだわりを持って造られたのが天遊琳になります。
日本酒を作る上で欠かせないお米は、酒米の中でも最高品質に分類される山田錦をふんだんに使用しているのが特徴です。
このお酒は後味がスッキリしていて、飲んだ時に鼻から抜けるほのかな甘さが日本酒初心者にも飲みやすい点が魅力とされています。
甘さの中に柑橘系の香りも含まれているのも特徴で、癖のない銘柄として雑誌にも特集されたことで以前にも増して需要が増加している日本酒です。
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