カルチャー  カルチャー 2017年3月17日 更新 お気に入り追加 0

宮城の日本酒はこれがおすすめ!

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

宮城県は米どころとして有名です。 また、水もきれいなので、日本酒の優良な酒蔵が多数あります。毎年行われる全国新酒鑑評会でも、入賞するお酒がたくさんあるんですよ。 とりわけ、ここでご紹介する2つの酒蔵の日本酒はおすすめ銘柄です。

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一ノ蔵、それはすべてが手作業の一途な酒

ひとつめのおすすめ銘柄は、大崎市に酒蔵を構える一ノ蔵。
一ノ蔵の酒は主原料である米のほとんどが宮城県産。
水も蔵の近くの大松沢丘陵の地下水を使用しています。
創業当初から、「良い米を使い、手間暇をかけ、良い酒を造る」という姿勢を貫き続けていて、今でも機械に頼ることなく、酒造りの全工程を手作業で行っています。
一ノ蔵の誕生は、昭和48年と比較的新しいのですが、創業の原点として、自然との共生を大切にし、伝統を守っていくこと、お客様に満足していただくこと、地域振興につなげること、を掲げたといいます。
こうした、一途で真面目な酒蔵だからこそ、良い日本酒を造り続けているのでしょう。
一ノ蔵はいろいろな商品を出していますが、全商品に共通して言えることは、穏やかな香りとまろやかな味わい、ということです。
是非一度味わってみてくださいね。

浦霞、フルーティーで淡麗な味わいの酒

次にご紹介するおすすめ銘柄は、塩竃市に酒蔵がある浦霞です。
創業は享保九年といいますから、江戸時代から続く老舗の酒蔵です。
浦霞の酒造りの方針は「本物の酒を丁寧に造って、丁寧に売る」。
浦霞からは、そんな方針を貫き通した味わいが感じられます。
浦霞は、地域性を意識していて、宮城県特産の牡蠣やマグロに合う酒造りを行っていますが、その美味しさはどんな料理をも引き立ててくれることから、全国の料理店や酒屋からも引き合いがあります。
どの商品も評判の高い浦霞ですが、特に人気なのが「浦霞禅」という酒です。
一口飲むと、米のほのかな香りとさわやかな味が、口いっぱいに広がり、日本酒という概念が覆される気持ちになります。
フルーティーで淡麗な味わいの浦霞、是非飲んでみてくださいね。
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