夏だ！スッキリ！夏酒だ！！

すっかり夏も近づき、ジリジリとした陽射しに降参したい気持ちの人もいるのではないでしょうか。

しかしいくら「暑い暑い」と言っても夏がどこかへ言ってくれるわけではありませんので、せっかくなら今年の夏もできる限り気持ちよく楽しめるようにしてみましょう！

というわけで今回は見た目から涼しげな夏酒をスッキリ飲んで暑さなんて吹き飛ばしてしまおうというお話です。

この時期になると酒屋さんの店頭に並び始めるのが「夏酒」。ボトルやラベルに青色を使用することが多く、清涼感のある見た目についつい手にとってみたくなってしまいます。

もしお気に入りの酒蔵さんがあれば、その蔵の夏酒を買うというのも手ですが、たまには知らない蔵の日本酒に挑戦するのも楽しいものです。思い切って見た目でピンと来たものを買ってみるのも面白いのではないでしょうか。

夏酒を買う際に覚えておきたいポイントを以下に抑えておきます。

＜夏酒の特徴＞
①そのままスッキリ飲める低アルコールタイプ
②炭酸ガスを含んだガス系スッキリタイプ
③酸味をきかせた甘酸っぱいタイプ
④ロックやソーダ割りで楽しめるしっかりタイプ

はい、お分かりの通り日本酒あるあるです。
「夏酒」という括りの中に系統が真逆のものがあります。

理由としては「夏酒」というネーミング自体が割と新しい概念であり、明確に定義されていないことに起因します。大変恐れ入りますが、それもまた面白みと思っていただければ幸いです！

「え、それじゃあ何買っていいか分からないじゃん」という声が聞こえてきそうなので解決法をおひとつ。

先ほどの夏酒の特徴を覚える、もしくはメモしておいていただき、酒屋さんに行って好みを伝えてください。そうすれば酒屋さんが選んでくれます！！分からない時は他人に頼る！これ大事！！

正直なところ、日本酒の世界はまだまだ言ったもの勝ち的な部分が結構あります。結局のところ感覚の世界なんですね。ですから細かいことにこだわることも時には大切ですが、基本的にはおおらかな気持ちで個性を楽しんであげるという姿勢が大事になのかもしれませんね。

気に入った夏酒を買った後は、美味しく飲むのみ！

まずはせっかくなので、しっかりと冷やして涼を取るのがオススメです。手記も「切り子」や「ビードロ」などの和のガラス酒器やワイングラス、シャンパングラスなどの脚付きグラスでも雰囲気が出そうですね。

シチュエーションはなんだってOK。
BBQやホームパーティー、庭や公園で一人優雅に、浴衣や甚平を来て夕方からグイッと、などなど楽しみ方の組み合わせは無限大。

ぜひ季節の酒を旬の時期に目一杯楽しんでください！

それでは本日も素敵な日本酒に出会えますように。
〜日本酒に愛を、酒飲みに幸せを〜