カルチャー  カルチャー 2017年5月1日 更新 お気に入り追加 0

あなたのお気に入りを探そう。日本酒定番人気ランキング

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

「日本酒」というと、何を思い浮かべるでしょうか。ビールやカクテルと違い、気軽にチャレンジしにくい印象があるかもしれません。 しかし日本全国、様々な種類があり、自分にあった銘柄があるはずです。 今回はまず、定番品を販売数によるランキング形式でご紹介します。

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日本酒定番人気ランキングトップ3

様々な種類のある日本酒ですが、定番というと何でしょうか。
販売数によるランキングで見て行きましょう。

まず第1位は、山口県岩国市の「獺祭(だっさい)」です。
「獺」とはカワウソの事で、醸造元の地名「獺越」から1字とって名付けられた銘柄です。
通常のお酒のように袋などを機械的に圧力をかけて絞ったものではなく、もろみから酒を分離する為、本来の香りや味のふくらみ等の美点を崩すことなく味わうことができます。

第2位は、青森県青森市の「田酒(でんしゅ)」です。
「田」はその名の通り、原料の米が穫れる田んぼを意味していますが、「田んぼで作られる米以外の醸造アルコールや醸造用糖類などは一切使用していない」という意味が込められています。
軽やかな香りと米の旨みが特徴で、口の中で味の広がりを楽しむことができます。

第3位は、山形県村山市の「十四代(じゅうよんだい)」です。
本来商標登録で数字は使用できませんが、たまたま「としろ」等と読み間違えられた為認められたという、少し変わった由来を持つ銘柄です。
フルーティーで甘みのある大吟醸酒として人気です。

日本酒定番人気ランキング4位以下

続いて第4位は、新潟県長岡市の「久保田(くぼた)」です。
1830年(天保元年)創業当時の屋号から名づけられた銘柄で、使用する米から作っています。
あっさりした中にもコクと深みがあり、口当たりが柔らかな淡麗酒で、性別・年齢を問わず親しまれている名酒です。

第5位は、山形県天童市の「出羽桜(でわざくら)」です。
天童市の舞鶴山で2000本の美しい花を咲かせる桜から名づけられた銘柄で、米や水はもちろん、麹や酵母も全て山形産というこだわりのある逸品です。
華やかな香りと淡麗でふくよかな味わいで全国にファンを持ちます。

第6位は、福島県河沼郡の「飛露喜(ひろき)」です。
フルーティーで白ワインのような爽やかな飲み口で、日本酒が苦手だった人がこのお酒を飲んで考えを改めたという話も多くあるほどの銘柄です。
出荷数が限定されているため「幻の酒」とも呼ばれています。

7位以下にも新潟県の八海山や福井県の黒龍などがランクインしています。
日本全国それぞれの地域の味が楽しめる日本酒。
種類が多すぎて迷ってしまうかもしれませんが、まずはこのような販売数や定番、人気ランキング上位のものから試してみてはいかがでしょうか。
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