トラベル  トラベル 2017年2月17日 更新 お気に入り追加 0

旅行で岩手に行ったならぜひ味わいたい日本酒とは

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

岩手県は、 南部杜氏で有名な酒の里です。 酒造りには欠かせないきれいな水と良質な米に恵まれた岩手の酒。 旅行で岩手に行ったなら、 ぜひ味わいたい日本酒が揃っています。 そのうち、 2つの銘柄を紹介しましょう。

 (2105)

岩手の日本酒といえば「あさ開き」

明治4年に創業された「あさ開き」は、盛岡市にある県内大手の酒造メーカーです。
名前の由来は万葉集からきていて、「あさびらき」とは早朝の船出を意味しています。
南部藩の武士であった創業者村井源三が商人として再出発する際の、
意気込みを感じさせる名前といえるでしょう。
岩手に旅行した際にぜひ飲んでみたい「あさ開き」といえば、「手作り大吟醸」でしょう。
口に含むと果実の香りが立ち、淡麗ですっきりとした味わいが口内に広がります。
やや辛口で繊細な口当たりは、忘れられぬひと口になります。
もう1つ「あさ開き」としては、「純米大吟醸オールいわて」もおすすめです。
せっかく岩手に旅行に行ったのなら、米・酵母・麹菌などすべての原材料が岩手県産のこだわり吟醸酒を飲んでおかない手はありません。

その名のとおり美しい味わいの日本酒「南部美人」

南部美人のごとくに美しい日本酒をイメージしてつけられたという「南部美人」の名。
創業は明治35年、全国新酒鑑評会で何度も入賞したことのある全国レベルの酒造技術を誇る酒造メーカーです。
岩手県産特有の淡麗さを持つ日本酒を造ることを得意としています。
「南部美人」の中でも「大吟醸斗瓶囲いしずく酒」は昔ながらの製法、
袋吊りで造られた一品です。
低温熟成された酒は吟醸酒独特の華やかな香りを持ち、上品で繊細な甘みが口の中に広がります。
雑味のない爽やかな味わいは、見事なバランスといえるでしょう。
岩手県は、日本三大杜氏といわれる南部杜氏の故郷です。
伝統的な酒造りの技術がいまだに息づいている岩手に旅行にいったならば、
ぜひとも岩手産日本酒を味わってみてください。
7 件

この記事のキーワード