カルチャー  カルチャー 2017年6月28日 更新 お気に入り追加 0

岡山の地酒が勢ぞろい!岡山備中杜氏地酒列車が人気のわけ!

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本料理がユネスコ無形文化遺産によって注目されました。 その最も合う飲み物として最近日本酒が注目されています。 海外や日本で日本酒が勢いに乗っている中、岡山県がある観光列車を導入しました。 それがおかやま備中杜氏の郷_地酒列車です。

そもそもおかやま備中杜氏の郷_地酒列車とは?

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おかやま備中杜氏の郷_地酒列車とは、備中エリアの地酒や伝統芸能等を列車に乗りながら楽しめる観光列車を指します。
主に岡山駅〜新見駅間が運行範囲内です。
使用車両は、キハ40・47系ノスタルジートレイン2両です。
車両のデザインは、昭和30〜40年代を思い出させる懐かしいカラーリングを復興しました。
内装は味のあるシート生地、窓向きカウンターシートなど徹底的に昭和にこだわったデザインです。
岡山県は万葉集や大阪の商人などに注目されるほど岡山の地酒は名声が高かった県だといわれています。
その中でも特に備中高梁は気候的・地形的など日本酒造りに恵まれ、「雄町米」という業界大注目の高ランクの酒米が誕生した地域として知られています。
恵まれた土地と全国に名を馳せた「備中杜氏」の高度な技と知恵が岡山地酒を今日まで引き継かれています。
その日本有数の酒処を通るおかやま備中杜氏の郷_地酒列車は平成29年3月18日に運行開始しました。
その背景は、後継者不足や観光者減が主な理由です。
その地酒列車によって外国人客や新たなリピーターや後継者を呼び込むのが狙いでしょう。

車内のサービスと地酒の魅力

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おかやま備中杜氏の郷_地酒列車の車両内では、酒蔵自慢の日本酒が飲むことができます。
計12種類の酒蔵自慢の地酒があります。
地酒は地域によって異なります。
この地域の地酒は華やかな香りで雑味が少なく、淡麗型で旨口の酒質という特徴があります。
岡山県特有のおつまみセットと一緒に優雅な時間を過ごすことができます。
さらにこの車両は上り・下りコースがあり、そのコースによって地酒の種類とおつまみセットが異なります。
往路では菊池酒造・丸本酒造・平喜酒造・十八盛酒造・三宅酒造・ヨイキゲンの6種類。
復路は三光政宗・芳烈酒造・白菊酒造・森田酒造・嘉美心酒造・熊屋酒造の往路と復路の合計12種あります。
それぞれ事前にインターネットなどで知るのもこの列車の1つの楽しみかもしれません。
車両で提供している日本酒を全て飲むには全てのコースを参加する必要があります。
さらに蔵元も乗車しているので、貴重なお話を聞けるかもしれません。
さらに停車駅ごとに伝統芸能や特産品の販売をしています。
特に備中高梁駅の国指定重要無形文化財「備中神楽』、高橋少年少女合唱団による合唱などが見どころです。
上り・下りコースはそれぞれ90名乗車可能です。
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