カルチャー  カルチャー 2017年5月15日 更新 お気に入り追加 0

awa酒協会発足!世界に通用する日本酒

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

2016年11月世界の乾杯シーンに日本酒を広めることを目的とした『一般社団法人awa酒協会』が発足しました。 awa酒とは「透明で一筋泡がたち一定のガス気圧を保持する自然発酵の日本酒」のことを定義しています。 今回は2020年の東京オリンピックに向けて活動を始めたawa酒の種類を紹介します。

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awa酒協会に加盟する酒蔵

2017年現在awa酒協会には「awa酒を世界に広めたい」という思いに賛同し9つの酒蔵が加盟しています。
世界の乾杯シーンで頻繁に見られるシャンパン・スパークリングワインらと日本酒が肩を並べる日もそう遠くないのかもしれません。
ただし、どのようなお酒もawa酒として認められるわけではなく教会が定める認定基準を満たしているお酒のみがawa酒として商品に加えられます。
今回は協会設立発表記者会見の会場でもawa酒としてお披露目された、天山酒造の『天山』・滝澤酒造の菊泉『ひとすじ』・永井酒造の『MIZUBASHO PURE』・山梨銘醸のスパークリング『星ノ輝』・八海醸造の『あわ』、以上の5種類について紹介します。
全てのお酒に共通しているのは日本酒とは思えないおしゃれなボトルです。
シャンパンと肩を並べることを目指しているだけあり、各酒蔵お酒の味はもちろんのことawa酒という名にふさわしいラベルやボトルにもそれぞれこだわっているようです。
この他にも千代むすび酒造・南部美人・福光屋・秋田清酒が協会に加盟しています。

5種類のawa酒を紹介

立ち並ぶ酒蔵が国の登録有形文化財に指定されている天山酒造の『天山』はスパークリングという名にふさわしい弾ける泡と華やかな香りが魅力のお酒です。
滝澤酒造の菊泉『ひとすじ』は8年の歳月をかけシャンパンの製法を応用して開発された高級スパークリング清酒です。
お米本来のまろやかな甘みと繊細な酸味が特徴です。
永井酒造の『MIZUBASHO PURE』は10年におよぶ試行錯誤の末に誕生したスパークリング酒です。
きめ細やかな泡が立ちチェリーやライチのような香りを楽しめる逸品です。
山梨銘醸のスパークリング『星の輝』はグラスに注ぐと星のように輝く一筋の泡が立つことからその名がつけられました。
フランス製のシャンパンボトルにもこだわり、コルクを抜いた瞬間から米によって生まれる香りを漂わせます。
八海醸造の『あわ』は自然発酵による炭酸ガスのみを使用した透明な日本酒です。
日本酒の甘味を上品に残し爽やかな口当たりとなっています。
どの種類も日本酒としての味わいや香りを残しつつ美しい一筋泡が立つ、シャンパンにも劣らぬawa酒です。
2020年の東京オリンピックで世界の想像を超える日本酒を提供できることは間違いありません。
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