ライフスタイル  ライフスタイル 2017年6月4日 更新 お気に入り追加 0

日本酒初心者にも飲みやすいフルーティーな日本酒

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本酒と言えば「アルコールが残りやすい」「悪酔いする」という理由から、飲み会の席などで若い世代の人たちからあまり注文されることが少ないお酒です。 しかし質の良いフルーティな香りのする種類の日本酒はむしろお酒初心者の人でもとても飲みやすいのです。

まずは日本酒の名称を知っておこう

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今では日本酒が酒屋だけでなく、コンビニやスーパーなどでも手軽に入手出来るようになってきました。
しかし、いざ初心者の人が日本酒を買おうと思ったら何を基準に選んで良いか悩まれる人が多いようです。
そんな時はまず手に取ったお酒のラベルに記載されている名称を確認して下さい。
そこには「本醸造」「吟醸酒」「純米大吟醸」など、その日本酒の品質が表示されています。
日本酒はお米を原料として作りますが、お米を酵母で発酵させ、お米に含まれるブドウ糖をアルコールに変換させて作ります。
商品によっては追加で醸造アルコールを足すことでアルコール濃度を調節している商品もあります。
日本酒は原料のお米の精米歩合で「吟醸」「大吟醸」などと分類されるのですが、醸造アルコールを添加していない、純粋にお米の発酵のみでアルコール調節されている日本酒には名称の頭に「純米」とつけられます。
日本酒が苦手な人はこの醸造アルコールの香りが苦手という方が多いので、初心者の人には是非「純米酒」を選んでいただきたいです。
また、精米歩合が一番高い「大吟醸酒」は非常にフルーティで香り高いので、種類に悩んだら「純米大吟醸酒」を選ぶのをおすすめします。

好みの日本酒度を選ぼう

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日本酒が苦手という人の中には、あの独特な辛さが苦手だという意見をよく聞くことがありますが、それは日本酒度がかなり高いお酒を飲んだからです。
あまり知られていませんが、日本酒には辛さのランクがあって辛くなるほど数値が上がり、甘くなるほど数値がマイナスに下がっていきます。
初心者だからフルーティで飲みやすい種類を選びたいからといってかなり低い日本酒度のお酒を選んでしまうと本当に砂糖がたくさん入っているんじゃないかっていうくらい甘いお酒が出てきたりするので、自分の好みの日本酒度を知りたいのなら、まずは日本酒度プラスマイナス0度くらいから始めて、徐々に微調整していったら良いです。
むしろフルーティな味わいを楽しみたいのであれば、甘みが抑えられたスッキリとした飲みごたえのある弱い辛口の方が飲みやすいという人もたくさんいます。
日本酒はフルーティな香りから楽しんで、喉越しを堪能することでお酒の良さがわかるので、味のみにこだわると本当の日本酒の良さに気づけないかもしれません。
良い日本酒を堪能する為には自分に合った日本酒度の日本酒を見つけて下さい。
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