北陸新幹線に乗って金沢の美味しい日本酒の酒蔵見学へ

北陸新幹線にて金沢に来たら、美味しい日本酒を造っている酒蔵を見学するのはいかがでしょうか。
酒蔵見学が可能な場所をご紹介します。
まず一件目は金沢市にあるやちや酒造さんです。
こちらの酒蔵は、1583年創業の大変歴史のある酒蔵です。
かの前田利家公が愛した日本酒といわれており、1628年には谷内屋の屋号と加賀の国の「加賀」とめでたい「鶴」をつけた「加賀鶴」の酒銘を殿様から拝受しています。
その酒造りは医王山系の豊かな水を使用しており、お米は地元の契約農家さんが栽培しているものを使用する等、こだわりの原料を使用して作っています。
その品質は全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞するほどの高い日本酒です。
そんなやちや酒造さんでは、午前10：30・午後13：30・午後15：00に酒蔵見学を実施しています。
事前予約制となっており、メールや電話にて受付しています。
見学では製造工程の見学の他に、利き酒コーナーにて日本酒の試飲を楽しむ事が出来ます。
兼六園や近江町市場からタクシーで10分ほどなので、その後の観光も十分に楽しむ事が出来ます。

2件目は金沢市にある福光屋さんです。
こちらも1625年創業と北陸地方で大変歴史のある酒蔵です。
福光屋さんは「純米蔵宣言」を掲げていて、醸造アルコールを一切使用しない酒造りを行っており、品質の高い純米酒のみを作っています。
その品質は非常に高く、金沢の老舗料亭や食のプロの方々から絶大な支持を集めています。
その福光屋さんの直営店であるSAKESHOP福光屋金沢店さんでは、事前予約制にて酒蔵見学を行っています。
6～9月の期間は酒蔵の映像鑑賞や仕込み水である「百年水」の案内、試飲を行う事が出来ます。
また、酒造りの時期である10～4月は6～9月とは違った楽しみがあります。
それは、実際の酒造りの現場を間近で見る事が出来る蔵内見学と、絞りたてのお酒が試飲できる事です。
特に実際に職人さん達が目の前で日本酒を造っている様子を見学する事ができるのは、この時期ならではの光景です。
金沢駅からバスで20分程度の距離であるため、酒蔵見学後は老舗料亭や居酒屋などで金沢の美味しいお酒を楽しむのも良さそうです。
また、福光屋のお酒は東京都内にも直営店があるため、気に入ったお酒を気軽に購入する事が出来ます。