カルチャー  カルチャー 2017年6月14日 更新 お気に入り追加 0

米どころ山形が誇る、伝統とこだわりの銘酒を紹介

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

米どころ山形は、クオリティの高い日本酒の産地でもあります。 奥羽山脈や出羽山地から流れる数々の清流は、豊富な種類の銘酒を生み出す源になって来ました。 そんな山形でおすすめできる美味しい日本酒を、ここで幾つか紹介します。

山形の天童で生み出される、数々のハイクオリティな銘酒。

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幅広くバラエティに富んだ種類の日本酒を誇る山形。
まず最初におすすめしたい銘柄は「出羽桜」です。
将棋駒の生産地でも知られる天童市で、1892年に創業した歴史と伝統の蔵元「出羽酒造」が製造する銘酒。
淡麗のあっさりした味わいと、ほどよい辛さが特徴の日本酒です。
またラベルには、日本で初めて手すき和紙を採用した銘柄としても知られています。
中身も外観も実力を伴った、こだわりを感じさせる逸品です。
次におすすめするのは、同じ「出羽酒造」が製造している純米大吟醸酒「一路」。
こちらは毎年ロンドンで開催される、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)のSAKE部門で最高賞「チャンピオン・サケ」を受賞。
世界からも認められた、山形が誇るハイクオリティな日本酒です。
同じ天童市で忘れてはならないのが、1898年創業で伝統ある蔵元「水戸部酒造」です。
こちらの代表的な銘柄は、何と言っても「山形正宗」シリーズ。
純米吟醸をはじめ、辛口純米や梅酒まで幅広くカバーした一連のシリーズは、どなたでも山形天童の銘酒を堪能できる充実のラインナップ。
シャープなキレや豊饒な香りを、しっかりと愉しめます。

城下町米沢で代々受け継がれる、本格派の銘酒たち。

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山形を代表する主要エリアの1つ米沢は、古くから城下町として栄えて来ました。
山々から湧き出る豊富な天然水と、質の高いお米が収穫されるこの土地は、日本酒造りには絶好のスポット。
今でも、城下町に幾つも残る由緒ある蔵元が、高品質で豊富な種類の酒造りを続けています。
1597年に創業し、米沢藩上杉家御用酒屋であった「小嶋総本店」も、そんな歴史ある蔵元の有つ。
地元内外でも老舗の中の老舗として、よく知られています。
ここでのおすすめの銘柄は、一連の「東光」シリーズ。
特に「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2015」で金賞を受賞した「東光 純米」は、まろやかな口当たりと、ほんのりとした米の旨みが特徴。
和食にはもちろん、洋食や中華にも相性抜群の万能酒として、気軽に味わえる逸品です。
もう1つおすすめは、同じ米沢市内にある「香坂酒造」が製造する「香梅」シリーズです。
特に「吟醸香梅」はその口当たりの良いフルーティーな味と香りが自慢。
ワイン感覚で味わえる日本酒なので、お肉料理をメインとした洋食にもピッタリなお酒です。
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