カルチャー  カルチャー 2016年11月26日 更新 お気に入り追加 0

日本酒は種類がいっぱい!純米酒と吟醸の違いって何?

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日本酒を買いに来たけど、お酒の名前以外に「純米酒」や「吟醸酒」とか書いてあって何を選んだら良いのか分かりにくい!といった経験はありませんか?日本酒は製法によって9つに分類されていますが、何を基準に名称分けされているのかをご紹介します。

日本酒は製法によって呼び名とランクが異なる!?

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一口に日本酒と言っても、純米酒や吟醸酒、本醸造などといった名称があって、日本酒を選ぶときに困ったことはありませんか?実はこれらの名称は、製法によって区分分けされているのです。昔は「特級」、「一級」などのように「級」で分けられていましたが、現在は「純米大吟醸酒」、「大吟醸酒」、「純米吟醸酒」、「吟醸酒」、「特別純米酒」、「純米酒」、「特別本醸造酒」、「本醸造」、「普通酒」と名称がついており、全部で9種類に分けられています。

日本酒の名称に関わってくる製法って何?

日本酒の原料は、米、米麹、水、醸造アルコールです。そのうち、米、米麹、水だけで造られたものを「純米○○酒」と言い、これに醸造アルコールを加えたものを「○○酒」と言います。まずは原料で純米酒とそれ以外に振り分けられます。

日本酒のランクは、米の精米具合(削り具合)、「吟醸造り」(低温でじっくり発酵させる)をしているか否かで変わります。精米具合が大きく吟醸造りで造られた日本酒はランクが高くなり、精米具合が小さく、吟醸造りでないものはランクが低くなっています。

純米酒と吟醸酒では純米酒の方が美味しいの?

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純米酒と醸造アルコールの入った日本酒と比較すると、純米酒の方が良いお酒と思われがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。醸造アルコールを加えることで、飲みやすくなったり、お酒を腐りにくくしたりするメリットもあります。

人の味覚は一人一人異なり、やっぱり純米酒が良いという方もそうでない方もいると思いますので、ぜひ飲み比べをしてみてください。
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