日本酒と甘いものが大好きな方にお勧めのスイーツ！酒粕を使った絶品焼き菓子の「富士山カヌレ」

まず、「富士山カヌレ」と名前だけを聞くと、どのようなお菓子なのかイメージできない方もいるのではないでしょうか？
富士山カヌレの元になっている「カヌレ」とは、フランスのボルドーで生み出されたお菓子であり、バターや小麦粉、卵、牛乳、ラム酒などを混ぜた生地を山のような型に入れたあとに焼いて作ります。
外見や味はフランス焼き菓子のクグロフに似ています。
このように、原材料やシンプルな見た目からは、素朴なお菓子のイメージを持たれるかもしれませんが、従来のカヌレを進化させた富士山カヌレは多くの人を引き付ける魅力が隠れているのです。
そんな多くの人に愛されている富士山カヌレを美味しさは、厳選された材料の味を生かしていることに加え、こんがりと焼かれた表面がカリッとしていながら、中のスポンジがしっとりとしていることです。
材料やレシピは公開されていませんが、たった一つ明らかにされているのは材料に松本酒造の酒粕が入っていることです。
酒粕はケーキなどに使うと生地がしっとりとするうえに、日本酒の持つ旨みや上品な香りが加わります。
富士山カヌレの独特の味わいは、酒粕をバランスよく加えていることからも生み出されているのです。

富士山カヌレは東京都港区白金台にある評判のフレンチレストラン「TIRPSE」のオリジナル焼き菓子です。
富士山カヌレを食べるためには、直接そのレストランに行けばすぐに買うことができるのではないかと思うかもしれませんが、実は事前に予約をしてからではないと購入することができません。
しかも一日に作られる数が限られており、人気のお菓子なのですぐに予約数が埋まってしまうため、早めに予約をする必要があります。
また、「TIRPSE」に予約をする際には、Facebookの富士山カヌレのアカウントに連絡をすることが求められます。
Facebooのアカウントには季節限定の味やギフトラッピングなどの情報も掲載されているため、すぐにでも買いたい人は入念に販売情報を確認することをお勧めします。
正式に予約をした後は「TIRPSE」の開店一時間前に買いに行き、ようやく絶品のお菓子の味を堪能することができるのです。
ただ美味しいだけでなく、なかなか手に入らないから一口でも食べてみたくなる富士山カヌレ。
酒粕を使った人気のお菓子は今まで多く世に出ていないからこそ、日本酒好きの人にはお勧めしたい一品です。