カルチャー  カルチャー 2016年10月29日 更新 お気に入り追加 0

どう決まる?日本酒における甘口、辛口とは?

ぐっち ぐっち

日本酒にはワインと同じように甘口、辛口があります。甘口のほうが親しみやすく飲みやすそうですよね。そもそも日本酒の甘さ、辛さはどういったものかご存知ですか?今回は日本酒の甘口、辛口そして特徴についてご紹介します。

日本酒の甘口、辛口はどう決まる?

写真素材 足成:月見酒 (639)

日本酒の甘口、辛口は日本酒度という数値から判断します。日本酒度はお酒に含まれる糖分から求められています。普通の飲みくちが-1.4から1.4となり-の数値が大きくなればなるほど甘くなり+の数値が大きくなればなるほど辛くなるのです。
日本酒のボトルに書いてあるラベルに数値は書いてあるので試しに確認してみてはどうでしょうか。

日本酒にはもう一つの要素”酸度”もある!

写真素材 足成:日本酒 (640)

日本酒には日本酒度だけではなく酸度もあります。日本酒にはクエン酸、乳酸、リンゴ酸などの酸が含まれておりそれらの量から酸度を測ります。酸度が高ければ辛くなり酸度が低ければ甘くなります。

日本酒度と酸度が絡み合って甘口、辛口が決まるのです。

日本酒度が同じでも酸度が違うと辛さは変わってきます。人によっても感じ方は違うので自分で感じてみるのが1番です。

日本酒における甘口、辛口の特徴は?

日本酒の甘さは個人差があるとはいえケーキとかチョコレートの甘さとは違うと感じる方が多いでしょう。甘さというよりも口当たりが柔らかいと言った表現が適切かもしれません。

辛口の日本酒はカレーや唐辛子のような辛さとは違いどちらかというと”キレがある”、”スッキリしている”といった表現が合うのではないでしょうか。

数値だけで判断するのではなく自分の舌で確かめるのが1番ですね。
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