カルチャー  カルチャー 2016年10月31日 更新 お気に入り追加 0

純米酒、大吟醸って?日本酒の違いについて知ろう!

うた うた

日本酒は、原料となるお米の精米度合いと、醸造アルコールが含まれるか否かで種類が異なります。種類の違いを知って、美味しい日本酒を是非飲んでみてください!

お米と米麹で作られたお酒、純米酒!

純米酒とは、お米と米麹、お水だけを原料として作られた日本酒のことを指します。余計なものが入っていないものなので、純米酒の味はとても濃厚で、口の中にお米の旨味、甘味が広がります。口当たりもまろやかで、ふんわりと丸い香りが鼻を抜けます。

この純米酒を作る時、お米を削っています。この精米歩合によって日本酒は呼ばれ方が異なってくるのです。
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大吟醸は精米度合いが桁違い!洗練された日本酒に

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現在、日本の法律では精米歩合が60%以下のものを吟醸酒、50%以下のものを大吟醸酒と定めています。この度合いというのは、玄米を100%としてそこからどれくらい精米したかを示しています。一般的な、ご飯になる白米は精米歩合90%ですので、日本酒になるお米は通常の半分くらいになっているということです。

精米歩合が高いほど、お米の成分が複雑に混ざり合い濃厚な味わいになります。精米歩合が低ければ、すっきりとクリアな味わいを楽しむことができます。
大吟醸は精米度合いが高いので、複雑な風味や旨味を楽しむことができるお酒です。

お酒の最高峰?純米大吟醸は特別な日に飲みたいお酒

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純米大吟醸は精米歩合50%以下で、醸造アルコールを使わずお米、米麹、水だけを原料として、吟醸造りで低温でじっくりと仕上げられたお酒です。醸造アルコールを使った大吟醸酒よりも穏やかな香りが特徴で、優しい米の甘みが感じられます。フルーティな香りも特徴です。

純米大吟醸は他の日本酒に比べても手間のかかるお酒なので、お値段もそれなりにしますが、特別な日には是非飲みたいお酒です!

日本酒の種類の違いは精米歩合と醸造アルコールが含まれているか否かで分けられています。日本酒を選ぶときには是非思い出してみてください。
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