カルチャー  カルチャー 2016年12月27日 更新 お気に入り追加 0

創業100年でも新参者!?酒蔵の歴史を知れば日本酒がもっと美味しくなる

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本人が古来から愛してやまない日本酒。いつから作られるようになったのか、起源は定かではありませんが、日本には創業400年を越える伝統的な酒蔵が多くあります。その歴史を知ればもっと日本酒がおいしくなる、伝統ある酒蔵をご紹介します。

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あの有名酒蔵も創業○○年!伝統があってもチャレンジを忘れない酒蔵

日本酒には、その酒造りにも深い歴史があります。もちろん、酒造りを担う酒蔵にもそれぞれ長い歴史があり、今も伝統的な味と製法を守り続けている酒蔵も多いです。日本国内には1600軒以上の酒蔵があり、創業300年、400年の企業もたくさんあります。
スーパーやコンビニなどでもよく見かけるようになった月桂冠は、普段あまり日本酒を飲まない方にも馴染みのある酒蔵ですね。その月桂冠も、1637年に創業し、400年以上の歴史を誇ります。最近はスパークリングタイプの日本酒や日本酒ベースのリキュールなど、伝統を守りつつも新たな挑戦に攻めている注目の企業です。
灘の酒処で有名な菊正宗酒造は、1659年創業。なんと創業350年を突破しています。キリリとしたキレのよい日本酒はもちろん、化粧水や美容液に利用したりと、新しい可能性の探求にも余念がありません。
先人たちが積み重ねてきた伝統をしっかりと守りながら、時代の流れにのって攻めも怠らない姿勢が長寿酒蔵になる秘訣かもしれません。

まだまだあった!創業500年超えの超伝統的酒蔵

茨城県にある酒蔵、須藤本家はなんと1141年創業。日本最古の酒蔵で、平安時代から数えること創業850年を越えています。辛口でキレがあり、さっぱりとした味わいの日本酒が特徴です。酒蔵に伝わる家訓の「酒・米・土・水・木」の信念に基づき、伝統的製法を守り続け、今も人々に深く愛されています。
兵庫県神戸市の剣菱酒造は、1505年創業。酒のブランド名も酒蔵と同じ「剣菱」を掲げています。室町時代後期から続く剣菱は、江戸時代の酒造当政令(新規の酒屋を禁止し、酒の生産量を半分にする政令)に見舞われたり、討ち入り前に赤穂四十七士が剣菱を飲んだという伝承が伝わっていたり、激動の時代を駆け抜けてきた酒蔵です。「伝統ある味を変えない」ということをポリシーに、こだわりの酒造りを続けています。
晩酌の時、おちょこに注がれた日本酒一杯にもさまざまな浪漫があると思うとワクワクしますね。伝統ある蔵の歴史を知ると、日本酒の美味しさがより感慨深いものになります。
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