アイテム  アイテム 2018年4月1日 更新 お気に入り追加 0

名水と地域の酒米を使用した日本酒「七賢」は種類も豊富です

◆SAKEPRO編集部◆ ◆SAKEPRO編集部◆

「名水あるところに名酒あり」と昔から言われるように、日本酒にとっていかに美味しい水を使用するかが、美味しいお酒を作れるか否かにかかっています。日本酒を製造するには、大量で美味しい水を使用できることが条件になってきます。

南アルプスの麓の名水を使用した日本酒です

日本酒 | 七賢|山梨銘醸株式会社 (5638)

北杜市白州町で唯一の酒蔵として知られる七賢は、江戸時代寛延3年(1750年)に創業した歴史ある老舗酒蔵です。地域のシンボルでもある標高2900mにも及ぶ甲斐駒ヶ岳の伏流水を使用し、約300年近く日本酒を製造してきました。雄大な甲斐駒ヶ岳が源流である尾白川が酒蔵の近くを流れており、この川は昭和60年3月に日本名水100選に選ばれています。この川は甲斐駒ヶ岳の七丈小屋上流、標高2300m付近から伏流する沢を源流としており、味わいが深く昔から地域に愛されています。清酒の醸造やミネラルウォーターの工場、ウィスキーの蒸留所などで使用されており、太平洋につながっている一級河川です。この歴史ある風格を備えた酒蔵と共に、明治13年には明治天皇がご宿泊された「行在所」を見学することができます。また、レストランも併設されているので、十分に雰囲気を満喫しながら、日本酒のテイスティング、地産地消にこだわった食事などを楽しむことができます。七賢はこれらの自然豊かな環境に基づく水と山梨県産の酒米によって作られてきました。

七賢にはどんな種類がある?

七賢は種類が豊富にあります。まず純米大吟醸「大中屋」「甲斐駒」「絹の味」の3種類です。なかでも大中屋はスイスのダボス会議の公式レセプションに2012年から4年連続で使用されており、七賢を代表するお酒で、贈答品にもよく使われています。最高の山田錦を使用しており37%まで磨き上げ、麹造りから丁寧に作られています。お勧めの飲み方はお酒を冷やしてワイングラスで飲むこととされています。純米吟醸「天鵞絨の味」は夢山水という酒米を使用しており,爽やかな口当たりを感じさせる長年の定番のロングセラーです。純米酒は「風凜美山」と「生酒」です。風凜美山は酒米ひとごこちを使用しておりスッキリとしたのど越し感じさせる、これも定番の1本です。生酒はひとごこちとあさひの夢を使用しており、生ならではの軽快で軽やかな風味を楽しむことができます。他にも大吟醸「中屋伊兵衛」は2016年に日本新酒鑑評会の金賞を受賞しており、薫り高く華やかな味わいになっています。本醸造酒の「甘酸辛苦渋」はすっきりとした味わいが特徴で食中酒としておすすめされています。またスパークリングは「杜ノ奏」「星ノ輝」「山ノ霞」と3種類あり、口当たりが良く女性にも飲みやすい日本酒として人気の商品です。
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