ライフスタイル  ライフスタイル 2017年7月30日 更新 お気に入り追加 0

日本酒の派生商品「食べる甘酒」で健康管理も良いですよね!!

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

日本酒を作る工程を途中で中断すると甘酒ができますが、普通、甘酒と言えば飲む物ですが、「食べる甘酒」にも注目が集まっています。 食べる甘酒は、飲む甘酒を濃縮したようなもので、凍らせたりイチゴを入れたりと、様々な工夫もされています。

日本酒から派生した飲む甘酒と食べる甘酒

発芽玄米麹入り食べる甘酒 - 原田食品製造所 | 発芽玄米入り甘酒・麹・味噌・もろみ・あんこの製造販売 (4140)

甘酒の製法は2種類あります。
蒸米や炊いた米に麹を加えて、米のデンプンを糖化発酵させ、水を加えて甘酒にする方法が本来の方法で、酒粕に水と砂糖を加えて甘酒にする方法が簡便法です。
ですから本来の甘酒は、酵母によるアルコール発酵の工程が除かれているため、ノンアルコールです。
酒粕で作る甘酒は、日本酒醸造の工程を全て通過していて、酒粕にアルコールが含まれているため、この甘酒にはアルコールが含まれます。
この両者では、味も香りも全く違うものになります。本格甘酒では、麹の味と香りはしても、日本酒のものとは大きく違います。
酒粕の甘酒は、日本酒の味と香りがします。
飲む甘酒と食べる甘酒との違いは、基本的には添加する水分の量だけです。
ただし、食べる甘酒は、年齢に関係なく食べられるよう、本来の製法によるもので、ノンアルコールのものを指すのが普通です。
飲む甘酒も食べる甘酒も、出来上がったものを買うこともできますが、麹さえあれば自宅で作ることもできます。
米と麹による甘酒造りは、日本酒造りに一部似ていますが、アルコールを生成しないので、法律に違反することなく自宅で自由に造れます。

日本酒のようで日本酒とは全く違う「食べる甘酒」を工夫して楽しく食べる

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食べる甘酒は、飲む甘酒と違って、食べる際に工夫の余地が大きいのが特徴です。
日本酒の蔵元や甘酒専門メーカーが発売する「食べる甘酒」をそのまま食べても良いのですが、工夫を凝らして食べるのも、今や流行りです。
食べる甘酒を冷凍庫で凍らせて、シャーベットのようにして食べることが多いです。
また、テレビでも紹介された方法ですが、イチゴなどのフルーツを加え、ミキサーで潰して混ぜ合わせて食べる方法も注目されています。
食べる甘酒ではなく飲む甘酒にフルーツを加えて、ミキサーにかける方法も、試してみる価値のある方法です。
食べる甘酒は、麹による発酵がなされているため、酵素やビタミンが豊富で、優れた健康食品として見直されています。
フルーツを加える場合、さらにビタミン類が幅広く強化されますから、肉体疲労や夏バテなどにも効く素晴らしい食品になります。
腸内の善玉菌の増殖にも役立ち、便秘解消の効果も期待できるとされます。
飲む甘酒でも効果は同じですが、飲む甘酒の場合は、ドロリとした感触が苦手に感じる人も多いですが、食べる甘酒となると、その食感はお粥と同じですから違和感なく美味しく食べられる人が多いです。
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