カルチャー  カルチャー 2017年6月12日 更新 お気に入り追加 0

埼玉で上質な日本酒を味わえる、様々なタイプの酒蔵を紹介

☆SAKEPRO編集部☆ ☆SAKEPRO編集部☆

埼玉は知る人ぞ知る日本酒造りの本場。 古い伝統を受け継ぐものから新進気鋭のものまで、様々なスタイルの酒蔵メーカーが集まっています。 そのため銘柄ブランドも充実しており、バラエティに富んだ地元特産の日本酒を味わうことができます。 ここではそんなお酒を生み出す、幾つかの蔵元を紹介します。

日本酒はもちろん、その他も幅広く扱う人気の蔵元

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昔から埼玉は秩父連山から湧き出る、豊富な水量の河川や支流が平野部に流れ込み、良質のお米が育つ土地柄でした。
まさに日本酒造りには、最適な環境があったのです。
久喜市にある1821年(文政4年)創業の「寒梅酒造」も、そんな環境の中で生まれた蔵元の有つ。
大吟醸から普通酒までを「寒梅」ブランドとして幅広くカバーし、地元内外の多くの方に愛されています。
特に「純米酒 寒梅」は、芳醇な香りとすっきりとした辛口が特徴。
冷でも燗でも美味しくいただける逸品です。
この他にも梅酒をはじめ、杏酒や柚子酒といった珍しいリキュール類も製造。
女性や若者のニーズにもしっかりと対応できる、柔軟性の高い蔵元です。
もう1つ紹介する酒蔵メーカーは、入間郡にある1882年(明治15年)創業の「麻原酒造」。
こちらの蔵元では日本酒はもちろん、焼酎やリキュール、そしてワインまで幅広く手掛けています。
そんな中でも、熟練の蔵人たちの技と情熱が凝縮した日本酒ブランド、「琵琶のさゝ浪」シリーズは見逃せません。
芳醇なうまみとスッキリとしたのど越しの良さは、どなたにも満足できる逸品です。

伝統の製法でブランドを守り続ける、本格派の蔵元

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古くから小江戸と呼ばれる埼玉川越。
平成19年創業という比較的新しい「小江戸鏡山酒造」は、今も昔ながらの街並みが残る、このエリアの一角にあります。
「少量生産」「品質第一」のモットーの下で、着実に実績を重ねている新進気鋭の酒蔵メーカーです。
その主力となっているのが「鏡山ブランド」。
吟醸酒や純米酒など幅広い充実したバリエーションで、良質米の濃厚でフルーティーな旨みや味わいを楽しめます。
特に「鏡山 斗瓶取り雫酒大吟醸」は、各鑑評会で金賞を受賞した一押しの銘柄。
極少量生産による貴重な逸品です。
次に紹介するのは比企郡にある、創業1819年(文政2年)の「武蔵鶴酒造」です。
古来より比企の盆地から湧く清らかな水に恵まれた環境の中で、伝統の製法を守りながら上質の日本酒を製造してきました。
この蔵元の主力ブランド「武蔵鶴」は、まさにその証。
大吟醸や純米酒をはじめ、普通酒やカップ酒まで取りそろえ、どのようなシチュエーションでも本格的な銘酒を堪能することが可能です。また蔵元独自の製法で仕上げた、無添加の奈良漬けは絶品。
茄子や梅、きゅうりなどの素材は全て埼玉県産にこだわった、評判の高い限定販売品です。
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