あなたは冷酒派？熱燗派？日本酒にあう夏のおつまみレシピ

じっとりと汗をかく夏には、キンと冷やした爽やかな日本酒がぴったりですよね。
冷やした日本酒、つまり「冷酒」にする日本酒は「生酒」がおすすめです。
生酒は通常の日本酒とは異なり、製造の段階で加熱処理を行わない日本酒です。
熱で香りや味が飛んでいないため、冷酒で飲むと日本酒本来の味わいを楽しむことができます。
そしておつまみにするのは、ガッツリしたお肉よりもお魚、野菜などのさっぱりしたもの、温かい料理よりもお刺身や漬物などの冷たい料理がおすすめです。
冷酒の爽やかさを損ねずに美味しく飲むことができます。
簡単に作れる冷酒に合うおつまみ「イカのたらこ和え」のレシピをご紹介します。
材料はイカ一杯対して塩漬けのたらこ一腹、塩、レモン汁です。
たらこは中身を包丁でしごき出し、イカは4～5センチの細切りにします。
イカに塩を振り、たらことまんべんなく和えます。
最後にレモン汁を絞って出来上がりです。
さっぱり感が冷酒にぴったりで、たらこのプチプチ感も楽しい一品です。
また赤と白のコントラストが目にも美しく、おもてなしに出してもきっと喜ばれます。

熱燗は冬、というイメージがありますが、夏にも熱燗という人も少なくありません。
確かに冷房の効いた部屋で温かい日本酒を飲むのも夏ならではの楽しみ方ですし、温かいお酒は血行を良くするので、夏の暑さにお疲れ気味な人には熱燗がおすすめです。
また、純米酒や本醸造酒は温めると旨みやコクが更に深まります。
熱燗には濃い味の煮込み料理や焼き物、揚げ物が合い、さらに熱燗は魚の生臭さを抑えてくれる働きをするので、珍味や魚卵も冷酒より熱燗のおつまみにするとよりおいしく食べられます。
熱燗におすすめの、「なすの煮びたし」のレシピをご紹介します。
材料はなす、油、めんつゆ、塩です。
なすはヘタを切り、皮を3～4ヶ所縦に剥きます。
縦半分に切ったら皮目に切り込みを入れ、横に2～3等分に切ります。切り終わったら塩水に漬けておきます。
鍋に油をひいて熱し、水気を切ったなすをしんなりするまで炒め、めんつゆを入れて10～15分煮たら出来上がりです。
シンプルですが、なすを噛むたびじわっと染み出す旨みが絶品です。
夏の夜長にのんびりとお酒を楽しむなら、和風のおつまみや料理と熱燗がぴったりですね。